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私は現在大学2年生で、中学1年生から高校3年生まで拒食症に蝕まれていました。162cmのMAX55kgから36kgまで体重も落ち、生理も止まりました。周囲の人間に沢山の迷惑と心配をかけ、やっと回復することができたという経験をもとに、拒食症や健康について綴っていこうと思っています。

貧血の恐ろしさ

 

 

こんにちは、ほっこりんです🌸

私は中学1年生から高校3年生まで拒食症で悩んでいました。

このブログでは、私が拒食症になってから克服するまでの体験談と、

今現在行っている健康管理についてお話していこと思っています。

このブログが、現在拒食症で悩んでいる方や、

拒食症の子どもがいるご家族のお役に立てれば光栄です。

 

【目次】

1.拒食症で貧血がひどくなりました

  1.数値は最低値の3分の1に

  2.血が足りないと・・・

  3.運動も禁止された中学校3年冬

2.まとめ

 

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1.拒食症で貧血がひどくなりました

 

もともと、我が家は貧血家系です。

母も兄も、貧血で何度も倒れた経験があります。

また、私の家族はみんな色白で、

私も先生から、元気な時でも体調を心配されることがありました。

 

ですが、拒食症になってからは更に貧血が悪化しました。

 

1.数値は最低値の3分の1に

 

女性のヘモグロビンの平均値は11.5~16gと言われています。

 

私は、中3の最もひどい時に4gまで減ったことがあります。

お医者さんには「立っているのが奇跡だ」と言われました。

 

2.血が足りないと・・・

 

お医者さんには立っているのもすごいと言われましたが、

当時私は運動を継続していました。

 

ですが正直、本当に本当に本当につらかったです。

 

だって、1階から2階までの階段をあがるのもやっとだったんですから。

私の家はマンションの5階でエレベーターがありましたが、

勿論私は階段をつかっていました。

 

学校帰り、私は家の階段を、1階分上がるごとに休憩していました。

(確か1回分で1段ほどしかなかったです)

 

普通ならおかしいと気づきますよね?

でも私は「「こんなに疲れるんだから相当なカロリーを消費しているはず!」」と

本気で思っていました。

 

 

本当の末期の秋ごろ、外は寒くなっているので

私は家でエアー縄跳びをやっていました。

 

ですが、全然飛べません。

1万回跳んでいた自分はどこへやら、

私は100回ぴょんぴょんするのも苦痛でした。

 

室用シューズなどなく、はだしで飛ぶため、次第に脚も痛めていきます。

脚を痛めると、脚が常に張るようになりました。

 

また、この感覚は誰にも理解して貰えませんでしたが、

夕方になり、学校の帰りが近づいてくると、

私は足の骨が浮き出てくような感覚に襲われました。

 

「もう少しで運動が待ってる・・」

もう、運動は私にとってストレス以外の何物でもなかったのです。

辛い辛い運動が終わったら、「明日の夕方まで解放される・・・!」と安堵し、

次の日の学校では「あと何時間後には運動しなくちゃいけないんだ・・・」

「あと何時間後には運動終わっているんだ・・・」

とカウントダウンをしては精神的に追い詰められていきました。

 

そんな中、拒食症が診断され、貧血だと指摘されました。

 

3.運動も禁止された中学校3年冬

 

勿論、運動は禁止されました。

 

その時、正直、泣きそうになるくらいホッとした自分がいました。

そう、誰かに、止めて欲しかったのです。

自分では、どうしても止められませんでした。

 

ホッとはしたものの、止めると消費カロリーが発生しません。

ご飯を食べることが怖くなります。

 

今まで母に心配される経験が少なかったこともあり、

私は母がお風呂に入っているときに、こっそりと運動し続け、

体重を維持しようと考えました。

 

・・・母は、私が拒食症が診断されて、仕事を辞めました。

つきっきりで、寄り添ってくれました。

私が学校にいるあいだ、1日中拒食症について調べてくれていました。

今でも、家にはたくさんの拒食症に関する本があります。

 

遺族年金のみでの生活で、貯金が減っていく一方だったのに、

母は何も言わず、支えてくれました。

 

そのため、運動していることはすぐにばれました。

運動したら駄目だと本気で言われて、

でも私は運動できないのが苦痛で苦痛で・・・

 

私はますますご飯を食べることができなくなりました。

運動をしていないのにご飯を食べるなんて、考えたくもなかったのです。

 

私がかたくなに折れなかったので、

「お医者さんには内緒だよ」と、

お尻歩きとストレッチだけは許してくれました。

 

 

少し話はそれてしまいましたが、

私は運動も禁止されてしまったのです。

 

そして、私は鉄分の錠剤で治療を始めます。

もともと健康体で薬を飲むことが滅多になかったので、

薬の耐性もなく、凄い勢いで鉄分を吸収していきました。

 

正常値にまでどれくらいかかったのかは定かではないですが、

高校1年の途中までは薬を飲んでいた気がします。

 

正常値になってからも、3か月は薬を飲む続けなければなりません。

血液を流れる血のほかに、貯蓄される血も確保しなければならないからです。

 

貧血が回復し始めると、本当に身体の軽さが違いました。

階段も5階まで上がるのに休む回数が減り、頭もはっきりするようになりました。

(本当は禁止されていたのですが、こっそり使ってました・・・)

 

この感覚は衝撃が強かったのではっきり覚えています。

 

2.まとめ

 

 

貧血は、恐ろしいです。

 

貧血も、前回お話ししたむくみ便秘の原因になります。

 

特に、便秘に関しては鉄剤を飲むことでも起こるので、

貧血になってから完全に治療が終わるまで、ずっと便秘です(笑)

 

その他、頭痛や身体のだるさなど

様々な身体の不調を引き起こすきっかけにもなります。

 

皆さんも、貧血には十分に気をつけてくださいね。

私みたいにならないように・・・(笑)