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私は現在大学2年生で、中学1年生から高校3年生まで拒食症に蝕まれていました。162cmのMAX55kgから36kgまで体重も落ち、生理も止まりました。周囲の人間に沢山の迷惑と心配をかけ、やっと回復することができたという経験をもとに、拒食症や健康について綴っていこうと思っています。

アナタは今、幸せですか・・・?

 

こんにちは、ほっこりんです🌸

私は中学1年生から高校3年生まで拒食症で悩んでいました。

このブログでは、私が拒食症になってから克服するまでの体験談と、

今現在行っている健康管理についてお話していこと思っています。

このブログが、現在拒食症で悩んでいる方や、

拒食症の子どもがいるご家族のお役に立てれば光栄です。

 

 

さて今回は、拒食症によって記憶が断片的になってしまった私の気持ちを

感情的になってしまうかもしれませんが、お話していこうと思います。

 

【目次】

1.皆さんに伝えたいこと

  1.拒食症の後遺症

  2.拒食症は一生涯付き合っていく病気です

 

1.皆さんに伝えたいこと

 

1.拒食症の後遺症

 

一度記憶力が低下してから私は物の名前や人の名前を覚えることが苦手になりました。

友達に心配されるくらい、記憶力が悪くなりました。

 

加えて、一度覚えたこともすぐに忘れます。

大学のテストのためにせっかく勉強した内容も

1か月後にはきれいに忘れてしまいます。

 

(すべてが拒食症のせいとは言えませんが、

原因の大きな1つとなっているのは確かです)

 

2.拒食症は一生涯付き合っていく病気です

 

拒食症によって、私の考え方はガラリと変わりました。

ダイエットの知識が莫大になってしまったからです。

 

遅い時間にご飯を食べるのは良くない。

姿勢を気をつけていれば代謝があがる。

歩くときは大股で。

ご飯を食べる順番は・・・

 

その他もろもろ、日常生活のありとあらゆる場面で私が得た知識が使えます。

自然と頭に浮かんできてしますのです。

そして、自然とその考えたことを実行に移してしまいます。

 

 

 

私は、拒食症に「完治」が無いと思っています。

「回復」もしくは「改善」が限度だと感じています。

 

今でも、健康には人以上に気を付けていますし

1日1回は外に出かけないと落ち着かないし、

19時以降にご飯を食べることには抵抗があります。

また、その日のご飯を中心に1日の行動を決めてしまいがちです。

 

それでも、私は折り合いをつけて生活できるようになりました。

前にお話しした「0か100思考」を抜け出せたのです。

 

「たまにはいいや」「今日くらいは」

そう思って、夜遅くに友達とご飯に行ったり、

食べる順番も気にせず食べれることが増えました。

 

私が一番の成長だと思ったのは、

1日中家でのんびりする、ということができるようになったことです。

これは、私にとって一回りも二回りも成長したと言えるくらい凄いことです。

拒食症時代は、熱を出しても天気が悪くても外出していたくらいだったのですから。

 

そして何より、人と関わることが好きになりました。 

 

拒食症に完治はないかもしれない。

それでも、自分が心から「楽しい!」と思える生活なら、

それは「克服」と言っていいのではないかと、私は思っています。

 

 3.今苦しんでいる人に伝えたいこと 

 

拒食症に悩んでいる人は、

今のことしか、正直考えられませんよね。

今日の体重は?朝ご飯は?晩ご飯何だろう?運動しなくちゃ…

 

私もかつてはそうでした。

今、私は拒食症の人たちの役に少しでも立てればと、

ブログを書いています。

ですが、私自身、闘病中に拒食症の人のブログを母に見せられていた際は、

反発する気持ちしか抱きませんでした。

見せられている時間さえも、惜しい。

この時間でカロリー消費をしたい!と、イライラしていました。

 

他人と関わっている時間をストレスと感じるようになっていたのです。

 

拒食症で居続ける限り、周囲は自分から離れていきます。

自分が壁を作ってしまうのだから。

 

でも、今だからこそ、声を大にして言いたいのです。

「もっと違う事に目を向けてください」と。

 

私は、中学生からほんの少し前まで、ダイエットのことしか考えられませんでした。

そのため、みんながその当時から知っている

芸能人やファッション関係の話に疎いです。

友達と、楽しく会話できる内容が少なくて苦労してします。

頑張ってついていこうとしても、

名前が覚えられないから浅い知識で止まってしまうことが多いです。

 今でも関心があるのは健康や栄養についてのことばかり。

芸能人やファッションについてはあまり興味がわきません。

 

私の経験から申し上げますと、拒食症で減らした体重は必ず戻ります。

 

辛いかもしれませんが、それ以上の体重になることだってたくさんあります。

回復期での過食期になると、特にそうです。

私も過食期は一か月で7㎏増えました。

 

そう考えると、

今、体重を減らすことにどんな意味があるのでしょうか…?

 

 

 

 

少しキツく話してしまいましたが、それくらい、私は後悔の念も強いのです。

 私と同じ後悔をして欲しくないのです。

 

私は文才がないので、

伝えたいことが沢山あるのに、文字に起こしてしまうと薄っぺらくなってしまいます。

もっと伝えたいことがあるのに、伝えられない自分がもどかしいです。 

 

でも、少しでもいい。1ミリでもいい。

誰かの心に入り込んでくれれば…

 

 

 

 

最後に決断するのは、自分自身です。

 

人生を楽しく過ごしたいなら、貴方はその人生をどう過ごしたいですか?

 

楽しいと感じられない運動をして、本当に食べたいものを我慢して、

人との関わりを絶って、それで死ぬ時「悔いのない人生だった」と言えますか…?

 

 

後悔のない人生を送りたいですよね。

自分が今生きていることの素晴らしさに気付いてください。

 

美味しい食べ物が沢山あるんです。

優しい人たちが周りに必ずいるんです。

餓死して死ぬ環境じゃないのに、飢餓で死ぬなんて悔しくないですか・・・?

 

自分の心に、気持ちに寄り添ってください。

もう少し、自分に甘くてもいいんです。

だって、自分のための人生なんですから・・・。