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私は現在大学2年生で、中学1年生から高校3年生まで拒食症に蝕まれていました。162cmのMAX55kgから36kgまで体重も落ち、生理も止まりました。周囲の人間に沢山の迷惑と心配をかけ、やっと回復することができたという経験をもとに、拒食症や健康について綴っていこうと思っています。

拒食症ってどんな人がなりやすい?

こんにちは!ほっこりんです🌸

私は中学1年生から高校3年生まで拒食症で悩んでいました。

このブログでは、私が拒食症になってから克服するまでの体験談と、

今現在行っている健康管理についてお話していこと思っています。

現在、拒食症で悩んでいる方や、

拒食症の子どもがいるご家族のお役に立てれば光栄です。

 

 【目次】

1.拒食症になる人の共通点

2.私自身の経験から

  1.私の家庭環境

  2.孤独感を強めていきました

  3.矛先が自分へ

3.まとめ

 

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 1.拒食症になる人の特徴

 

拒食症になる人には、

完璧主義、プライドが高い、自己肯定感が低い、など多くの共通点があります。

また、拒食症になった際の言動にも共通性が見られます。

 

今回は、私が思う、拒食症になりやすい人の性格について

体験談から、詳しくお話していこうと思います。

 

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2.私自身の経験から 

 

1.私の家庭環境

 

まず、私は母子家庭で、1つ上の兄と3つ下の弟がいます。

真ん中っ子は、孤独感が強いとよく言われます。

それは、親の目が上の子や下の子にいきがちだからです。

物心がつく頃に父が病気で亡くなり、

母子家庭だった私の家では特に、母親の目は手のかかる兄と弟へ向いていました。

 

1.孤独感を強めていきました

 

私は滅多に風邪も引かず、面倒ごとも少ない子供だったそうです。

(性格という点に関してはまた別問題ですが・・・(笑))

 

私は、兄と弟に向きがちな親の目を自分に向けさせたいと思い、

幼い頃から我儘を沢山言って、家族を困らせていたように思います。

そのため、家族からは「お姫様」と言われていたくらいです(笑)

 

それくらい、必死に周囲の目を自分に向けさせようとしていました。

 

そのような性格になってしまったため、

ちょっとしたことで機嫌を損ねることが多々ありました。

しかし、私が駄々をこねて別室へ引きこもった際に、

隣の部屋から家族の笑い声が聞こえてくると

「私がいない方がみんな楽しそう」

「私がいるからみんな普段は笑えないんじゃないか」

「私が死んでもきっと誰も悲しんでくれないんだ」

そう思って布団の中で一人、泣いていたことが沢山ありました。

 

家族がいる前と、一人でいる時の自分の性格にはギャップがあったように思います。

学年が上がるごとに、私は孤独感を強めていきました。

 

孤独感が強くなる一方で、その孤独感を埋めようと、独占欲も同時に強くなりました。

小学校中学年になると、

「自分を一番大切に思って欲しい」

「私が一番じゃないと嫌だ」

と考え、仲のいい友人には

「貴方の一番の友達は誰?」と毎日のように聞いていました。

 

3.矛先が自分へ 

 

小学校高学年になると、次第に矛先が他人ではなく自身に向くようになりました。

「A子ちゃんは人気者で羨ましい。A子ちゃんになりたい」

「B子ちゃんの声は可愛いからB子ちゃんみたいな声になりたい」

「C子ちゃんの頭の良さが欲しい」

「D子ちゃんのあの綺麗な指と交換したい」

「E子ちゃんの細い体型と交換したい」

「なんで私はこんな悪い性格なの?」

「なんで私はこんな体型なの?」

「いつからこんな子になったんだろう」

 

「私に良いところなんであるの・・・?」

 

その時の自分が嫌いで、認めてあげることができなかったのです。

更に上を、更に上を・・・

と、勉強を頑張り、他人に良く思われようと可愛い子ぶったり(笑)。

でもまだ上には上がいる・・・

でも頑張らないと、と頑張るもののうまくいかない。

やっぱり自分は駄目なんだ・・・

自分の限界を感じるたびに自己肯定感はどんどん低くなり、

次第に、「こんな駄目な自分は周囲にどう思われているんだろう・・・」

と、周囲の目を気にする癖がつきました。

この癖は今でも続いており、消えることはおそらくありません。

 

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3.まとめ 

 

以上のように、

「自分を認めてあげられない」「自己肯定感が低い」「頑張り屋」

「一番じゃないと嫌だ」「孤独感が強い」「周囲の評価を気にする」「完璧主義」

 

これらの性格が、私が拒食症を引き起こした原因ではないかと思っています。

 

自己肯定感が低いから、より上を目指して努力します。

他人に良く思われるために、一生懸命頑張ります。

でも、上には上がいるからとゴールを設けません。

そのため、いくらでも頑張ってしまいます。

頑張りすぎるため、

人付き合いなど、その他の多くのものを切り捨て、孤独になっていきます。

 

このような連鎖が、拒食症をさらに深刻にしていきます。

 

完璧な人間なんていないのに、完璧になろうと頑張ってしまうのです。

 

 

 

 

今回は、私の体験談から拒食症になりやすい人の性格をまとめてみました。

(これらの性格が必ずしも全ての方に該当するわけではありません。)

 

次回は、私が拒食症を発症したきっかけを通して、

拒食症の人がどのような感情の変化を引き起こしていくのかを

お話していこうと思います。